AMK(N1-acetyl-5-methoxykynuramine)化合物
長期記憶誘導が期待される化合物AMKについて、研究試薬から製造用途まで提供開始
製造元:株式会社藤本分子化学
販売元:株式会社東京未来スタイル
化合物 “AMK”とは?
AMK(N1-acetyl-5-methoxykynuramine)は、松果体ホルモンであるメラトニンの代謝産物で、長期記憶の形成を促進する可能性があり、加齢に伴う記憶力低下や認知症の改善につながると考えられています。AMKを基盤とした新薬の開発が、加齢性の記憶障害や認知症の前段階の改善に期待されています。
AMKと記憶力の関係
老齢になると海馬におけるAMK量が低下し、そのことにより記憶力の低下が引き起こされている可能性がある。
老齢マウスと若齢マウスの海馬において発現している遺伝子を解析した結果、長期記憶に関連する遺伝子群が老齢では有意に低下している。
AMK投与と長期記憶の関係
AMKを投与すると、海馬において記憶形成に重要なタンパク質のリン酸化が誘導される。
学習前と学習後にマウスにAMKを1回投与すると、長期記憶が誘導される。
老齢マウスにおいても、AMKを投与すると記憶形成能力が改善する。
→ 参考文献・資料
Ref : J. Pineal Research, vol70, issue1, e12703, 2021.
The melatonin metabolite N1-acetyl-5-methoxykynuramine facilitates long-term object memory in young and aging mice
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jpi.12703
製品名:AMK
化合物名:N-Acetyl-5-methoxykynuramine
CAS No | 52450-39-2 |
純度、分子式・分子量 | >98%, C12H16N2O3=236.27 |
数量 | 10mg, 100mg, 500mg, 1g, 10g, 100g |
保管温度 | 冷凍(-20℃) |
生産能力 | 1kg/month |
物性 | 水に不溶、有機溶媒に溶解 |
製品名:AMK·HCl
化合物名:N-Acetyl-5-methoxykynuramine hydrochloride
CAS No | 1215711-91-3 |
純度、分子式・分子量 | >98%, C12H16N2O3・HCl =272.73 |
数量 | 10mg, 100mg, 500mg, 1g, 10g, 100g |
保管温度 | 冷凍(-20℃) |
生産能力 | 1kg/month |
物性 | 緩衝溶液に溶解 |
製品名:AFMK
化合物名:N-Acetyl-5-methoxykynuramine
CAS No | 52450-38-1 |
純度、分子式・分子量 | >98%, C13H16N2O4 =264.28 |
数量 | 10mg, 100mg, 500mg, 1g, 10g, 100g |
保管温度 | 室温(10-20℃) |
生産能力 | 1kg/month |
物性 | 水に不溶、有機溶媒に溶解 |
類縁体
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